音楽からはじまる。

聴いておきたい音楽・読んでおきたい文献メモ。

【大人大学院受験⑤】受験勉強と仕事の両立

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大人大学院シリーズも最終回。最終回にして大きなミスに気がついてしまいました。「音楽で大学院受験」ということを基軸として書きたかったのに、「小論文を書いたことない人」「英語が苦手な人」ということに視点が置かれてしまっていました。まずはその点から確認していきましょう。

音楽領域での受験

私は論述試験を「専攻試験」とする受験をしましたが、とても簡易なものではありますが、実技試験もありました。やはり私は元々、音楽畑で青春期を過ごした人間なのだな、ということも実感しました。ずっと机に向かっているとやはり集中力が続かない。でも受験勉強をサボっているようで、休みたくはない。そんな時にピアノの練習をすれば、サボっている気持ちにもならないし、音が鳴ることでリフレッシュすることもできます。

また、これまで演奏での受験には明言を避けてきましたが、修士課程の場合では演奏すること自体が研究となり、学校によって名称は異なりますが「学位審査会」*1においての演奏が修了時におこなわれ、こちらが「主論文」という扱いになります(副論文を提出する場合が多い)。そうしたことからも演奏領域では受験時も基準として一番重要なのは演奏力となるのは、言うまでもありません。

仕事との両立

本日の本題に参りましょう。近年「社会人入学枠」の制度を利用して入学できれば、2年間は大学院で研究に没頭することも可能です。私は非常勤講師でしたので、制度を利用する条件も満たせず、進学後も仕事をしながら通学していました。しかしどちらにも共通していえるのは「受験時は仕事をしながら勉強する」ということです。私はこれで仕事を終わらせるスピードがかなり上がりました。ポイントは「できるだけ、受験準備の時間を作ること」です。電車の中でEvernoteに保存した論文を読み、帰ってきてから、次の日の授業の準備をさっさと済ませて、すぐに英語(単語・構文・文法に加えて、長文読解)をおこないます。食事を済ませたら、小論文の直しや、新しいテーマで書いてみるなど。確かにコンビニ食が増え、睡眠時間が削られますが、なんとかやっていけます。行きたい気持ちがあれば大丈夫だとおもいます。

学費の工面

現役の学生なら、両親に出してもらうことも可能。もしくは奨学金を借りて進学もできます。しかし、年齢がある程度いってしまうと「奨学金通過」が難しい(らしい)。「らしい」と書いたのは私の先生に言われたからなので確信ではありませんが、よって私は国の教育ローン→教育一般貸付(国の教育ローン)|日本政策金融公庫を利用しました。

あとは、入学金・授業料免除申請も提出しました。通るかどうかはその方の年収や生活スタイルによって変わるので、まずは申請してみるといいと思います。

合格したら

私は現役の子たちと仲良くしてもらいました(笑)。学会にも一緒に行きましたし、普段の飲み会なども結構、顔を出しました。こうして大学院生活をある程度の大人になってするのも悪くないな、と思います。しかも私の場合は仕事を辞めないで通ったので、修了後を心配することなく、論文執筆に着手できたのは何よりも助かりました。みんなは就活もしていましたから…。

ただ、働きながらの就学では「取りたい授業が履修できない」というデメリットがあります。仕事の曜日・時間に取りたかったのに取れなかった授業はかなり多かったです(涙)。でもあとは自分で勉強し、研究に生かせばいいのですね。また、可能であればその科目を担当されている先生にお願いして、ちょっと研究室にお邪魔させていただいてご意見やご指導をいただくなんてことも可能かもしれません。とにかく自分の研究を遂行し、論文を執筆すること。それは社会に戻ってもかなり役立ちます。

さいごに

 乱雑になってしまいましたが、とにかく私が体験した大学院受験を振り返ってみました。音楽での進学は本当に情報を集めるのが大変でしたが、それに一役買う…までいかなかったのが残念ではありますが、受験に特化した記事はこれにて終了。これから書くテーマの中で、音楽や芸術に関連したさまざまなことを伝えていけたらいいなと思っております。

*1:学校によって名称は異なる

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