【大人大学院受験②】私流小論文対策
前回から始めてみました【大人大学院】シリーズ(勝手に命名してみました)。本日は小論文を始めて書いてみた話です。前回の記事はこちら。
はじめての小論文
入試で課せられる「小論文」と「論述試験」。私は経験したことないのですが、いまや小学生でも中学生でも書いているとか。私は大人になるまで小論文なんてものは書いたこともありませんでした。そして大学受験の際ももちろん必要なく、そのまま「小論文を書かないまま大人になった」のです。
はじめて論文のご指導をお願いした先生に伺う前、「過去問のどの年度でもいいから書いてみたものを持ってきて」といわれたので、とりあえずこわごわ書いてみました。どう書いたらいいのか?そんな疑問さえ持たずに、どんどん書き進めていき、結局尻つぼみなヘンテコな文章を持っていきました。
小論文対策本は買うべき?
小論文の書き方についてですが、論の立て方、文章の構造など、さまざまなノウハウを先生にご指導いただいたおかげで、私は市販されている小論文対策のような本は一切買わずに受験しました。これは音楽領域だからなのかどうかはわかりませんが、私は購入しませんでした。しかし、結果として合格できたのですからこれでよかった!と思っています。
ただ、小論文を書くためには基本的な知識を蓄積しなくては書けません。ですので、文献はたくさん読みました。通勤電車の中などでも読んでいました。私が読んだ主なものは以下のものです。
一冊目は「音楽を聴きとる力、また、音楽を鑑賞すること」がテーマに含まれていたからです。二冊目は私がソルフェージュ系の教育を目指していたこともかかわっています。
論述試験に関しては以下のものを読みました。
この理由は単純。過去の論述問題に音楽心理学が含まれていたので、とにかくこれを読み倒しました。残念ながら、その年度は出題はされませんでした…。
本当に力になったこと
しかし、論述問題に関しては、ワードをGoogleScholarなどで検索して、pdf化されている論文を読むのが一番だと思います。今でもそのコピーは残っていますし、手に入らないものは国立国会図書館に行ってコピーをとってもらえば読むことができます。やはり修士に入るには、自分の研究テーマだけでなく、音楽(専門分野)全般に関しての知識がないと論述試験も答えられないことももちろんのこと、合格したとしてもそのあとのゼミでもとても困りますから、読んでおくべき論文(それは論述問題のワードに関連していると思います)を片っ端から読みまくり、それに関する論述ができるようにアウトプットしていくことは、本当に力になります。
というわけで、この件については、またまとめの時に詳細を書こうと思います。
次回は英文和訳対策です。私にとっての一番の壁でした。